A One Storied Country
Chris Bierl
ベルリンを拠点に活動するアーティスト、写真家のChris Bierlによる写真集。1957年、ロシア・ウラル地方のキシュティム近郊にある原子力施設「Mayak」で爆発事故が起き、周辺の地域は放射能に汚染されたが、ソ連はその事実を頑として認めず隠蔽工作を行った。事故現場近くを流れるテチャ川は近くの村々が飲料水、洗濯水、浴用水の唯一の水源として活用していたが、汚染による影響で避難を迫られた。作者はこの出来事をきっかけに事故現場だけでなく、この川の上流をさらに遡って、かつて重工業が行われ汚染された土地で搾取された自然を目の当たりにした。そこで撮影された写真は人間による侵略とも言える破壊の爪痕を明らかにし、自然との関係性の在り方に警鐘を鳴らしている。また同時にこれまで剥奪を繰り返し拡大してきたソ連が崩壊した後の、暗い影を背負ったロシアが過去をどのように捉え、この先を歩むのか、その模索する姿も同時に投影されている一冊。
TAG:Chris Bierl,The Velvet Cell
2022年,新品,H240mm x W163mm x D20mm,The Velvet Cell,3^製本^ソフトカバー232ページ
発行年 |
: |
発行年 |
状 態 |
: |
状 態 ( 状態ランクについて )
- A. 使用感が見られず、傷・汚れのない良好な状態です。
- B. 使用感はあるが、傷・汚れのない比較的良好な状態です。
- C. 経年並みの使用感や、傷・汚れがある状態です。
- D. 大きく目立ったダメージ・汚れが見られる状態です。
|
サイズ |
: |
サイズ |
出版社
|
: |
出版社 |
送 料 |
: |
送料についてはこちらをご覧ください
送料は日本郵便または、ヤマト運輸にてお送りいたします。一回のご注文合計金額が20,000円(税込)以上のお客様には全国送料無料でお届けいたします。詳しくはガイドページをご覧ください。
|