Catalog Design Progress: Advancing Standards in Visual Communication

情報デザインと情報アーキテクチャのパイオニアと言われるチェコ出身のグラフィック・デザイナー、ラディスラフ・スートナー。1950年、スートナーと建築家のK・ロンベルグ＝ホルムは、タイポグラフィのシンプルさ、構成の工夫、情報の論理的な流れを示すナビゲーションの工夫によって印刷物のデザインを近代化するための手引書『カタログ・デザイン・プログレス』を出版した。本書は、サトナーのアイデアを図解しグラフィックデザインに影響を与え続けていることを明らかにするために、原著の複製を西ボヘミア大学のラディスラフ・スートナール芸術デザイン学部がオリジナルを丁寧に再現したもの。 本書でサトナーは以前の印刷物を特徴づけていた文字と絵の集合体とは対照的なデザインスタイルを定義し、タイポグラフィ、写真、図表、表紙など、視覚的な特徴を識別して説明し視覚的なユニットの配置と構成によって、情報がいかにスムーズに流れるかを示している。

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