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ANDALUCIA 1988

松江泰治

写真家・松江泰治が、初の海外撮影として訪れたスペイン南部のアンダルシア州で二か月間の長期滞在制作に取り組むも、これまで未発表であった作品『ANDALUCIA 1988』をまとめた一冊。
松江は写真家・森山大道が1982年に発表の写真集『光と影』に衝撃を受けて写真家を志し、東京大学理学部で地理学や衛星画像処理を学びながら何度も森山のもとを訪れては自身の作品の批評を受けて写真の技術と観察眼を磨き、次第に写真家として自身が目指す方向性を見定めていった。
本作は大学卒業後の1987年にツァイト・フォト・サロンで開催した初個展『TRANSIT(経緯儀)』を経て、当時25歳だった松江が1988年の夏に制作へ取り組んだもの。
地中海性気候に属することから一年を通じてあまり雨が降らず、特に夏場は強烈な日差しが降り注ぐことで光と影の明暗差が大きいアンダルシア州に身を置いて二か月間撮影に臨んだ経験は、「被写体に影が生じない順光」や「地平線のない構図」、そして「すべての被写体に焦点を合わせる絶対ピント」といった松江独自の撮影手法を形成する一つの分岐点となった。
巻末では、東京都写真美術館学芸員の伊藤貴弘による寄稿も収録。
造本設計はマッチアンドカンパニーの町口景によるもの。

TAG:松江泰治,青幻舎

2025年,新品,H155mm x W228mm x D15mm,青幻舎,3^製本^ハードカバー96ページ

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4,950円(税込)
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