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ひろしま

群馬県出身の写真家・石内都が、1945年8月6日の広島での原爆投下によって被爆した人が身に付けていた遺品を撮影し、まとめた作品集。
広島市の原爆資料館(広島平和記念資料館)では、親族のもとで形見として保管されていた衣服や靴、時計、メガネといった遺品の寄贈を受けており、石内は2007年に編集者の依頼ではじめて広島を訪れて以降、自身のライフワークとして毎年広島に通い、自然光の下で35mmのカラーフィルムを用いて遺品の撮影に取り組んできた。 そしてその撮影において石内は、物が宿す記憶や痛みをシワや血痕、手縫いのステッチ、補修の跡などから辿ることを通じて遺品に向き合っており、それぞれの写真においては記録や報道とは異なる着眼点から持ち主のかつての生活を慈しむ表現と、戦前の生活にあった美の存在が示されている。

「多くの写真家があの日のひろしまを残すために記録してきた。当初はもう撮るものはないと思っていたけど、私が撮るべきものが残っていた」石内都

TAG:石内都,集英社

2008年,古書,H220mm x W153mm x D8mm,集英社,3^製本^ソフトカバー78ページ

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