Anthony Cragg - Pair

ドイツ・プルハイム市の「Stommeln Synagogue（シュトンメルン・シナゴーグ）」にて2015年6月11日から9月27日にかけて開催の展覧会に伴い刊行された、イギリス・リヴァプール出身の彫刻家・Tony Tony Cragg（トニー・クラッグ）の作品集。 この「シュトンメルン・シナゴーグ」は、ナチス・ドイツによるホロコースト（ユダヤ人の迫害）以降に荒廃したシナゴーグ（ユダヤ教会堂）を行政が買い取って1991年に開始されたもので、これまでにJannis Kounellis（ヤニス・クネリス）や、Sol Lewitt（ソル・ルウィット）、Richard Serra（リチャード・セラ）にLawrence Weiner（ローレンス・ウェイナー）と国際的に著名なアーティストの数々が参加し、それぞれのアーティストがこの場所に合わせて作品制作に取り組んできた。 本書ではクラッグがここでの展示に合わせて制作した彫刻作品「PAIR」のイメージとその概要がまとめられており、装丁はTino Grass（ティノ・グラス）が手がけている。

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