Materia (Toluca Editions)
Juan Travnik
アルゼンチンの首都・ブエノスアイレス出身の写真家・Juan Travnik(フアン・トラヴニク)が、1980年代より継続して撮影に取り組む、人の気配がない明朝のブエノスアイレスの街路を歩いて見据えた都市景観の表情をまとめた一冊。
ブエノスアイレスは、かつてイタリアやスペインより移り住んだ多くの移民によってヨーロッパ式の美しい街並みが築かれたことから「南米のパリ」と評される南米でも指折りの観光地であったが、現在では複数の麻薬密売組織同士の襲撃や報復をはじめ、殺人に誘拐、強盗などが頻発する危険な治安状況にある。
本作ではそうして徐々に荒廃していったブエノスアイレスの都市景観が、重い空気を漂わさせる鉛色の空の下に捉えられており、剥がれ落ちたり亀裂が入った劣化の著しい壁面や、腐食で錆びた窓格子のある建物の様子などを収録。
ここにはトラヴニクが抱えるアルゼンチンの現在の情勢への落胆と、様変わりしてしまった故郷に対する苦悩の思いが映し出されている。
TAG:Juan Travnik,RM Verlag
2023年,新品,H246mm x W246mm x D19mm,RM Verlag,3^製本^ハードカバー112ページ,4^備考^スペイン語、英語の二言語版
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