OPENHOUSE 23

アートやデザイン、建築、ファッションなどの分野で活躍する人々が暮らす自宅やアトリエを訪れ、その魅力的な空間やライフスタイルを美しい写真とインタビューを通して紹介することで、まるでオープンハウスさながらの体験を読者に提供するスペイン・バルセロナ発のマガジン「OPENHOUSE」。 今号では[多くの人が見落としている美しさを写真家が明らかにする]がテーマに掲げられており、ファッション誌「Vogue」でグラフィックデザイナーとして勤めていた経歴を持つフランスの写真家・Romain Laprade （ロマン・ラプラード）が、アメリカ・アリゾナ州にある建築家・Frank Lloyd Wright（フランク・ロイド・ライト）の自邸でオフィス、そして学校でもあった「Taliesin West House」で撮影した写真や、メキシコを代表するシェフのMónica Patiño（モニカ・パティーニョ）のキッチンをメキシコとロンドンの二拠点で活動する写真家のMaureen M. Evans（モーリン・M・エヴァンス）が訪問した記録などを収録。 ここでは空間やインテリアの構成内容だけにとどまらずに、それぞれのインテリアに差し込む光やそこに潜む幾何学性などにも気を配った視点と構図で捉えられており、写真家ならではの目線でそれぞれの空間やインテリアの魅力がより一層引き出されている。

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