OPENHOUSE 21

アート、デザイン、建築、カルチャーについて語るスペイン・バルセロナ発のマガジン「OPENHOUSE」。 世界中のクリエイティブな人々の家やアトリエを訪れ、その魅力的な空間や彼らのライフスタイルを美しい写真とインタビューを通して紹介する、まさにオープンハウスさながらの体験を楽しむことができる本誌の第21弾となる今号では、バルセロナにある「サイド・ギャラリー」を運営するシャーロット・テイラーが掲げている社説に触発された、まるでオランダ・ロッテルダム出身の神学者・カトリック司祭であるデジデリウス・エラスムスによる風刺文学作品『In Praise of Folly』を彷彿とさせるような「大胆さ」がテーマ。モロッコ西部の都市マラケシュのリヤド・ローズマリーにあるベルギー・ブリュッセル出身の服飾デザイナーであるローレンス・リーナートの個性溢れる自邸や、ブラジル人の建築家およびデザイナーであるホルヘ・ズルズピンの自邸に加えて、同じくブラジルを拠点に活動を行う建築家マルコス・アカヤバの家を訪問。それぞれの異なる土地の気候に順応して建てられた、過ごしやすく住み手の色を強く感じる家々と、それを際立たせる美しい写真に魅了される一冊。

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