Looking at My Brother
Julian Slagman
スウェーデン・ストックホルムを拠点に活動を行うフォトグラファーJulian Slagmanが、10年間にわたって撮影を続けてきた兄弟の何千枚にも及ぶ写真の中から厳選し生まれたモノグラフ。写真の多くは背骨が蛇行する病気「脊柱側弯症」を患っている兄弟のうちの一人の治療や入院、そして退院後の生活の様子を記録した写真を中心に構成が行われているが、目にした人を動揺させることを目的としたり、特徴的な傷跡に対して可哀想な目を向けたりすることなく、真っ白な医療用コルセットを装着して松葉杖で歩く姿や、縫合部、また兄弟で戯れる様子などを様々な視点で記録した。撮影にあたって構図や焦点距離、角度など複数の異なるカメラの使用を行って試行錯誤を繰り返してきた作者はこの実験的な期間を、絶え間なく変化するファッショントレンドを懸命に追って、自らのスタイルを形成していく若者らの姿と重ねて改装している。兄弟だけでなく作者自身の表現も共に成長してきたことを感じ取ることができる一冊。
TAG：Julian Slagman,Disko Bay
発行年2024年,新品,H233mm x W173mm x D10mm,Disko Bay,3^製本^ハードカバー120ページ
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状 態 （ 状態ランクについて ）
- A. 使用感が見られず、傷・汚れのない良好な状態です。
- B. 使用感はあるが、傷・汚れのない比較的良好な状態です。
- C. 経年並みの使用感や、傷・汚れがある状態です。
- D. 大きく目立ったダメージ・汚れが見られる状態です。
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