WOrld’s End 写真はいつも世界の終わりを続ける
高橋恭司
写真家の髙橋恭司による作品集。およそ30年前、映像作家でアーティストであるDerek Jarmanは当時、確実に死へ至る病であったHIVに感染したことをきっかけに、イギリス南東部の街ダンジェネスにあるすぐ近くで原子力発電所が稼働する開けた場所にぽつんと建つ放置された漁師小屋(コテージ)を改築して「終の住処」とし、小石だらけの地を開墾して、草花を植え、海岸で拾ってきた流木や海水によって腐食した鉄などの漂流物を用いて庭を作り、亡くなる時まで庭仕事を続けた。そんなDerek Jarmanが1994年にこの世を去る2年前の1992年に、作者はDerek Jarmaのポートレートの撮影依頼を受けてこの場所を訪ね、まるで「世界の終わり」のような光景だったと感じた。本書にはその時に撮影したコテージと庭の写真を中心に、2010年代後半のベルリンやロンドンで撮影した写真、さらに東京の路上で撮影した写真と異なる場所と時代を織り交ぜて構成された、まるで夢の中での出来事かと見紛う断片的な光景が連なっており、儚く過ぎ去っていく時間の流れを感じる一冊。
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2019年,新品,H280mm x W228mm x D13mm,ブルーシープ,3^製本^ソフトカバー144ページ
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