【再入荷】Khmer Concrete

ベルリンを拠点に活動する建築家・写真家のEkkehart Keintzelによる写真集。
独立後のカンボジアの建築遺産に何が残っているのか、そしてそれが現代のカンボジアでどのように詩的な力を維持しているのかを考察している一冊。1953年以降、カンボジアの国際的地位と独立性を維持するためには、独立した知的・文化的エリートの育成が不可欠であると考えられ、建築に加えて、国際的な舞台で自らを表現しようとする活気ある芸術・文化シーンが発展した。しかし、1975年から1980年にかけて、クメール・ルージュが政権を握り、カンボジアの地方や都市を破壊したことで、これらは終わりを迎えることになる。本書は、忘れ去られたこれらの建築物の遺産と、現代のカンボジアにおけるその位置を探る。

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