ベルリンを拠点に世界各地へと出向き、20年以上にわたって「窓の絵画的意義」について考察してきた写真家・Veronika Kellndorfer(ヴェロニカ・ケルンドルファー)が、近年取り組んでいたブラジルのモダニズムに関する研究の成果をアーティストブックとしてまとめた一冊。 ここではイタリアの建築家・Gio Ponti(ジオ・ポンティ)の元で建築を学んだのちに、夫の仕事の関係でイタリアからブラジル・サンパウロに移住し、以後はヨーロッパの近代建築をブラジルの気候や風土に根ざした独自の形へ発展させた女性建築家・Lina Bo Bardi(リナ・ボ ・バルディ)をはじめ、リオデジャネイロを中心に庭や公園など2000箇所以上の公共空間のデザインを手がけたドイツ系ブラジル人造園家で環境デザイナーのRoberto Burle Marx(ロバート・ブール・マルクス)による半世紀以上を経た今もなお変わらぬ魅力を持つ空間の数々に着目。 またここでは建築と空間だけでなく、両者が多大なインスピレーションを受けた植物も合わせて記録されており、それぞれの建築や空間と植物の類似・関連性についても解き明かされている。 タイトルはフランスの社会人類学者で民俗学者のクロード・レヴィ=ストロースが1962年に発表した著作『野生の思考(The Savage Mind)』と、作者自身の研究テーマである「窓の絵画的意義」を組み合わせた造語。 TAG:Veronika Kellndorfer,SPECTOR BOOKS
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