鈴木理策 熊野、雪、桜
鈴木理策
2007年9月から10月にかけて東京都写真美術館で開催された和歌山県新宮市出身の写真家・鈴木理策の展覧会図録。自身の出身地から程近い紀伊山地一帯の熊野をはじめ、日本古来から短歌や水墨画などで取り上げられてきた人々に馴染み深い存在であるが故に固定観念がついて回る〈桜〉や〈雪〉をテーマに据えている一方で、作者の作品に収められた〈桜〉や〈雪〉から新鮮な息吹を感じるのは、大判カメラならではの鮮明さとボケの穏やかさに加えて、あえて構図を厳密に定めず、ピントを合わせる場所やシャッターを押す瞬間を周囲の光や風を頼りにしていることが大きく作用している。本書には代表作で現在も継続して撮影を続けている「熊野」をはじめ、奈良県吉野山で撮影した「桜」のほか、当時初公開の北海道十勝岳で撮影した新作「雪」を収録。また巻末では哲学者の鷲田清一が作者の作品について紐解いた論考「崇高と空白」と東京都写真美術館学芸員の丹羽晴美による「瞬間と悠久を行き交う写真 熊野を原点として」も掲載しており、作品と論考の両側面で作者固有の魅力に迫ることができる。
TAG:鈴木理策,淡交社
2007年,新品,Hmm x Wmm x Dmm,淡交社,3^製本^ハードカバー134ページ
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